2016年02月04日

曲者(くせもの) の文学

アメリカでは、国会議員の事を "Lawmaker reenex" と呼んだりする。
直訳すれば「法律を作る人」ということになる。

実際に、国会議員の大きな役割の一つは、
現行にそぐわなくなった制度を改め、新しい法案を通す事だが、
日本ではその部分があまり見えて来ないが、立場は"Lawmaker reenex
" なのである。

アメリカでは国会議員が知恵を絞り新しい法案を作成するそうだが、
日本では、そんな時に、もっぱら大きな力を示すのが高級官僚。
法案の文書作成など、
「そこは”餅は餅屋”心得ております」とばかりに作ってしまう。

ただ、官僚にとって不利益をもたらす恐れがある法案などに対して、
くだんの"Lawmaker reenex"の気づかないところで、微妙に表現を変える。
その微妙な表現こそ曲者で、
中身を骨抜きにしたり、別の意味に解釈できる余地を残したりと、
素人目にはわからない巧妙な作文技術を駆使する。
この官僚特有の作文技術を揶揄して「霞ヶ関文学」という場合がある。

ならば、国会議員というものは、正直者の「お人好し」かと言えば、そうでもない。
彼ら自身も特有の「永田町文学」なるものを持ち合わせている。
たとえば、
「厳粛に受け止めます」「前向きに善処致します」
などという言葉。
この言葉を聞いて、『反省』して『事がうまく運んでいく』などと思う人は
「ヤボの骨頂」。


これから、国会が忙しい。
TPPがどんなものかが次第に明らかになる。
そして、来春、消費税の増税がどうなるかが話題に上っている。
TPP が利益となり、消費税の増税が先延ばしになることに淡い期待をする人もいる。

ただ、文学には、「行間」を読め!という鉄則がある。

「霞ヶ関文学」や「永田町文学」、
行間には、溢れるほどの意味が隠されている。  


Posted by carrie5566 at 17:50Comments(0)
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